琥珀

キング・オブ・風俗と言えば、ソープランドというのは今や日本全国で共通の認識と言えるかもしれないぐらいに広く知られていることで、日本全国にソープ街と呼ばれるソープランドが立ち並ぶ地域が作られ、日本にはおよそ1300軒ほどのソープランドが存在しています。

ソープランドには、お店ごとにランクが付けられていて、格安店や大衆店、中級、高級といった感じで分けられています。

このランク分けは『お店が提示する最短のコースでの料金』によってランク付けされていて、2万円以下を格安、2万~6万円までが大衆とか中級と呼ばれ、6万円以上は高級店といった感じで分けられています。

そのため、地域によってはそもそも高級ソープランドが存在していないということもあり、日本全国どこでも高級ソープがあるというわけではありません。

では、日本全国にあるソープランド1300軒前後のうち、高級店というのはどれぐらいの数を占めているのでしょうか。

不況によって個人所得は落ち込み、なかなか贅沢が出来ない時期が続いていたため、比較的価格の安いヘルス系の業種や格安店などに客が流れるなどして、高級ソープには厳しい時代が続いていました。

そんな中でもしっかりと営業を続け、現在まで存続している高級ソープ店の数はおよそ何店舗くらいあるのかというのは、ちょっとした興味があるかと思います。

インターネットで調べられた日本全国に存在する総額6万円以上の高級ソープ店の数は約95軒で、その半数以上を東京の吉原が占めています。

次いで岐阜の金津園や兵庫の福原などが続き、中州や雄琴などでは数店舗、意外にも三大歓楽街として知られる北海道のすすきのには高級ソープは存在しておらず、中級店や格安店で人が集まっていて、沖縄などの地方では高級ソープ自体が存在していないという結果でした。

高級ソープと呼ばれるランクのお店は、日本全国のソープランドの1割にも満たない数となっていて、さらに超高級店ともなれば10軒程度ということですから、現在でも営業を続けられている高級店というのは非常に希有な存在であると言えるのではないでしょうか。

今の日本では、店舗型性風俗店に関する取り締まりが厳しくなっていて、ソープランドの新規開店などはほぼ不可能とも言える状態です。

今後、高級ソープの数が増えていくというのは考えづらく、逆に高級店からランクを下げていくということは考えられ、その数は減る一方となるでしょう。

完全に無くなるということはないでしょうが、選択肢の多い今の内に一度は行ってみておくのが良いかもしれません。